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エンビプロ・ホールディングス、茨城県ひたちなか市に新工場

2023年3月28日

 エンビプロ・ホールディングスは27日、茨城県ひたちなか市にリチウムイオン電池リサイクル工場の新拠点としての土地・建物を取得したと発表した。

 今回、連結子会社のVOLTA(静岡県富士市)が2027年6月期までの中期経営計画目標とした14,000tのリチウムイオン電池(以下:LIB)処理能力を達成するため、LIB関連メーカーの工場建設が計画されている関東圏へ工場拠点を拡大させる。

 VOLTAは、回収したLIBからブラックマスを製造している。現在稼働中の工場では、LIB処理量は約1,200t、LIB処理能力は2,500t程だが、今回の茨城工場では、処理能力が5,000t規模のブラックマス製造工場を建設するため、合算で現在比3倍の7,500tの処理能力となる。茨城工場では、廃LIB発生が見込まれる工場の工程廃材の回収を計画している。また人口集積地の関東圏からの使用済みLIBの回収も同時に見込んでいる。

 同社は、三菱マテリアルとの湿式製錬技術に関する共同開発により、ブラックマスから具体的なレアメタル(コバルト、ニッケル、リチウム)を回収、製錬するための技術開発も進めている。この技術を確立し、2025年度までに湿式製錬工場を稼働する。湿式製錬工場をハブとし、今後さらに国内外にブラックマス製造工場をスポークとして展開するハブ&スポーク方式による、集荷、処理体制を構築していく。

■ 新工場概要

所在地:茨城県ひたちなか市山崎43番地
敷地面積:15,326㎡
延床面積:8,560㎡(主要建物)
現況:工場と事務所
取得先:国内法人1社。
取締役会決議日:2023年1月18日
契約締結日:2023年2月10日
所有権移転日:2023年3月27日
稼働開始予定:2024年4月※順次設備設置予定

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