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加賀東芝エレクトロニクス、能美市にパワー半導体新製造棟

2023年4月26日

 東芝デバイス&ストレージは24日、生産子会社の加賀東芝エレクトロニクスが300mmウエハー対応パワー半導体新製造棟の起工式を行ったと発表した。

 今回建設するのは第1期分で、2024年度中の稼働開始を予定している。また、生産能力拡大に伴う人員増に対応するため事務所棟も建設する。

 新製造棟は、免震構造の採用や電源等の2重化によるBCP(事業継続計画)強化を図るとともに、使用する電力を100%再生可能エネルギー由来でまかなう計画。また、人工知能(AI)活用などを通じて、製品品質と生産効率を向上させる。

 同社は、同拠点の既存棟で、2022年度下期より、300mmウエハーを用いたパワー半導体の生産を行っている。新製造棟の稼働開始により、今後も旺盛な需要が見込まれるパワー半導体の生産能力をさらに拡大し、カーボンニュートラルの実現に貢献する。

■ 新棟概要

所在地:石川県能美市岩内町1番地1(加賀東芝エレクトロニクス)
事業内容:300mmウエハー対応パワー半導体の製造
起工式:2023年4月24日(第1期分)
稼働開始予定:2024年度中(第1期分)

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