松江山本金属、ソフトビジネスパーク島根に新工場/40億円投資
2023年10月17日
島根県は13日、大型機械部品を製造する松江山本金属（大阪府大阪市）と18日に島根県、松江市の三者で工場立地に関する覚書を締結すると発表した。
今回、大手工作機械メーカーなどからの受注増加に伴い、新たに加工工場を増設し、より高精度な加工と生産能力の拡充を図る。
同社は、大阪に本社をもつ山本金属グループの中・大物金属加工の拠点として2016年に設立し、松江市のソフトビジネスパーク島根に進出。
以来、県内では他に例を見ない大型設備や世界に数台しかない最新鋭の加工機を使った大物加工技術を強みとし、県内で製造された鋳物を使って、世界有数の工作機械メーカー向けの機械部品などを製造している。
■ 新工場概要
立地場所：島根県松江市北陵町30番地（ソフトビジネスパーク島根）
投資額：40億6938万円
（内訳）土地6億138万円 、建物22億円、償却資産12億6800万円
敷地面積：41,481.98㎡（うち今回取得20,595.51㎡）
建物面積：15,300.06㎡（うち今回取得9,409.80㎡）
構造：鉄骨造平屋建2棟 増設
常用従業員数：申請時/42名
：操業時/70名（28名増）
：操業後1年/85名（15名増）
：操業後2年/92名（7名増）
：操業後3年/95名（3名増）
：計（53名増）
事業内容：大型機械部品（工作機械関連部品、エネルギー・インフラ関連部品等）の製造
操業開始予定：2024年11月
