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RMDC、兵庫県尼崎市に細胞培養加工施設

2023年11月22日

化粧品等を通信販売するパスは17日、連結子会社で再生医療関連事業を展開するRMDC(東京都渋谷区)が、兵庫県尼崎市に細胞培養加工施設を建設すると発表した。

 今回、疾患の治療と予防を目的とする特定細胞加工物を製造する施設として、新たに細胞培養加工施設を建設する。
RMDCは、2024年中に特定細胞加工物の製造許可申請を近畿厚生局に行う予定。同製造許可を取得した場合、再生医療実施医療機関から細胞培養・加工受託が可能となる。

 新型コロナウィルスの感染拡大防止のために行われていた入国制限が緩和されたことにより、訪日外国人による医療ツーリズム需要が増加し、再生医療における幹細胞治療の受診者も増加している。
RMDCは現在、大阪府内に研究所を有しており、ヒト由来化粧品原料を化粧品メーカーと原料メーカー等に販売しているが、再生医療実施医療機関から細胞加工業務を請け負う等、細胞培養加工施設の新設により再生医療関連事業を拡大させる計画。

■ 新工場概要

所在地:兵庫県尼崎市大庄西町4丁目
投資予定額:1億9千万円(研究開発、生産設備を含む)
資金計画:自己資金とパス株式会社からの借入
敷地面積:1,010.79㎡(事業用定期借地権設定契約に基づく借地権契約)
延床面積:422.75㎡
取得先:国内の一般法人
着工予定:2024年1月
稼働予定:2024年9月
本格稼働予定:2025年3月

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