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アサヒ飲料、群馬配送センターに太陽光発電設備導入

2024年3月22日

アサヒ飲料は15日、群馬工場(群馬県館林市)へPPAモデルによる太陽光発電設備を導入すると発表した。

 群馬工場では従来、電力会社を通じて再生可能エネルギー発電所などで発電された環境価値(トラッキング付非化石証書など)が付与された電力を購入していた。今回の太陽光発電設備設置により、工場における再生エネルギーの自給率はこれまでの0%から7%に向上する。発電見込み量は外部調達電力の約11%に相当し、社会的課題である電力需給のひっ迫の軽減につながる見込み。

 工場に隣接する群馬配送センター屋上に太陽光パネルを5,392枚設置する。総パネル設置範囲面積は14,084㎡となり、発電見込み量は3,707MWh/年、発電設備パネル容量は3,047kWとなる。

 PPAモデルとは、PPA事業者が事業者の敷地内に太陽光発電設備を無償で設置し、発電した電力を事業者が購入するビジネスモデル。PPAモデルを採用することで事業者は設備における初期投資や設備の維持・管理の負担がないというメリットがある。今回、PPA事業者である三井住友ファイナンス&リースグループのSMFLみらいパートナーズ(株)が太陽光発電設備を設置し、そこで発電した電力をアサヒ飲料が購入する。
アサヒ飲料は、明石工場、群馬工場でのPPAモデルの導入に続き、各工場で同モデルでの太陽光発電設備の設置拡大を検討していく。

 アサヒグループでは、2040年までにCO2排出量のネットゼロを目指している。その達成確度を高めるため、2025年までにCO2排出量を40%削減する目標(2019年比)を2023年2月に新たに設定し、取り組みを強化している。

 アサヒグループの国内工場では、2021年から購入電力を順次再エネへ切り替えており、2023年4月に九州地区3工場の切り替えが完了し、国内全31工場で購入電力再エネ化100%を達成している。

■ 発電設備概要

所在地:群馬県館林市大新田町166(群馬工場 配送センター屋上)
太陽光パネル:5,392枚
総パネル設置範囲面積:14,084㎡
発電見込み量:3,707MWh/年
発電設備パネル容量:3,047kW
導入:2024年3月15日

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