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日本冶金工業、川崎製造所の新設備稼働

2024年4月11日

日本冶金工業は9日、川崎製造所(川崎市川崎区)の薄板⼯場に⾼精度・⾼性能スリッターライン(HSL)を新設し、本格稼働を開始したと発表した。

 スリッターラインは、薄板コイルを顧客の要求する幅に縦⽅向に切断(スリット)し、狭幅コイルに加⼯する⼯程。

 段取り作業の効率化を主⽬的とした⾃動・省⼒化設備を最⼤限取り⼊れたHSLの導⼊により、⽣産能⼒を約60%向上させる(既設冷延スリッターライン対⽐)。最新の技術を備えた⾼精度なHSLの導⼊により、多様化・⾼度化する顧客ニーズにも対応する。加えて、刃組など⻑年の経験と⾼度な技術を要する作業の⾃動化により、作業者の負荷を軽減させる。

 同社は今後も最新設備の導⼊を計画的に進め、顧客ニーズへの対応⼒の向上とともに、⽣産基盤の維持・強化を図るとしている。

■ 設備投資概要

所在地:神奈川県川崎市川崎区小島町4-2(川崎製造所)
投資額:約23億円
⼯場建屋増築︓約1000㎡
冷帯⽤スリッターライン(呼称HSL)︓最⼤4フィート幅

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