TOTO、中国・大連市の新工場が稼働
2025年6月6日
TOTOは5月27日、グループ会社の東陶(遼寧)が5月21日から衛生陶器の生産を開始したと発表した。
同社は2023年3月に工場建設を開始し、TOTOグループの海外工場で初めてローラーハースキルンを導入するなど、生産効率とエネルギー効率を最大化する最新鋭設備を備えている。中国大陸では、2021年8月に稼働した東陶(福建)の第2工場と合わせて最新設備を備えた2拠点体制を構築し、需要に対応していく。
また、TOTOは中国大陸事業の構造改革の一環として、2025年4月に東陶機器(北京)と東陶華東での生産を停止した。今後は、東陶(遼寧)と東陶(福建)の2拠点で年間約265万ピースの生産能力を持ち、中国市場向けの供給体制を整備する。
■ 新工場概要
住所:中華人民共和国遼寧省大連市金州区七頂山街道日月南一路16号
敷地面積:約23万㎡
建築概要:延床面積:約7.1万㎡|2階建
生産品目:衛生陶器(腰掛便器)
生産能力:約70万ピース/年
着工:2023年3月
稼働:2025年5月