古河電工、データセンタ冷却設備に550億円投資
2026年4月3日
古河電気工業は3月30日、データセンタ向け放熱・冷却製品の生産能力を増強する設備投資を行うと発表した。
生成AIの普及でCPU・GPUなど演算装置の高発熱化が進み、高性能ヒートシンクの需要が拡大した。現行主流の空冷に加え、冷却性能が高い水冷の伸長を見込む。
主力生産拠点のフィリピンで水冷モジュール工場を拡張し、タイに水冷モジュールの新工場を設立する。中国とフィリピンでは空冷ヒートシンクの製造設備を増強する。
投資額は約550億円。内訳は水冷モジュール約510億円、空冷ヒートシンク約40億円とする。2024年度以降の水冷モジュール増産に係る投資総額は本件を含め約740億円。
量産開始は空冷ヒートシンクが2026年7月、水冷モジュールがフィリピンで2027年1月、タイで2028年1月を予定する。水冷モジュールの売上は2027年度に1000億円以上、2030年度に4000億円を計画している。
■ 設備投資概要
主な所在地:フィリピン(FURUKAWA ELECTRIC THERMAL MANAGEMENT SOLUTIONS & PRODUCTS LAGUNA, INC.)
:タイ(Furukawa FITEL (Thailand) Co., Ltd)
:中国(古河奇鋐電子(蘇州)有限公司)
投資額:約550億円(水冷モジュール:約510億円、空冷ヒートシンク:約40億円)
量産開始予定:空冷ヒートシンク:2026年7月(フィリピン、中国)
:水冷モジュール:2027年1月(フィリピン)、2028年1月(タイ)
