ニデックは9日、モーションとエナジー事業本部傘下のニデック インダストリアル オートメーション インディアが新工場の竣工式を行ったと発表した。

　同社はインド経済の成長を見据えた事業拡大を目的に、2023年9月に新工場の起工式を行い、建設を進めていた。今回の新工場は、同社にとってインドで4拠点目となる生産拠点であり、敷地面積は20万平方メートル以上と最大規模となる。

　新工場には6つの工場棟を配置し、最新設備と自動化技術を導入。中・高電圧発電機、風力発電機、電気自動車用モータ、エレベーター用モータ、低・中電圧可変周波数ドライブ製品、バッテリーエネルギー貯蔵システム（BESS）、マイクログリッドソリューションなどを製造する。

　新工場の稼働により、インド国内外の旺盛な需要に対応し、データセンター、再生可能エネルギー、産業、インフラ、電気自動車市場での競争力強化を図る。