ダイフク、滋賀事業所の新工場が竣工
2025年8月18日
ダイフクは5日、滋賀事業所内に一般製造業と流通業向けシステムの新工場棟を竣工したと発表した。
新工場棟は無人搬送車の組み立て機能を移転し、生産能力増強と物流効率化を図る大規模再開発の一環として整備された。作業場は生産ラインを柔軟に構築できる大空間とし、急増する無人搬送車需要に対応する。
また、同事業所内のパーツセンターも移転し、面積を従来比2倍に拡張、自動倉庫を導入して保守部品の迅速かつ正確な提供を可能にする。さらに、省エネルギー化や作業環境改善のため断熱施工を行い、屋上に発電容量1.5MWの太陽光発電システムを導入して再生可能エネルギーの活用を推進している。
■ 新工場概要
名称:M棟
建築面積:1万7,200㎡
延床面積:1万9,900㎡
(工場:1万6,500㎡、事務所・食堂:3,400㎡)
主な機能:一般製造業・流通業向けの無人搬送車の製造やコンベヤシステムの組み立て、アフターサービス用の保守部品を管理するパーツセンター
着工:2024年4月
竣工:2025年7月