工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

ダイフク、滋賀で半導体向け新工場棟竣工

2026年4月8日

ダイフクは4月3日、滋賀事業所(滋賀県日野町)で半導体生産ライン向け搬送・保管システムの新工場棟が竣工したと発表した。

 AI利用拡大で半導体需要が高まるなか、クリーンルーム事業の国内生産能力と開発力を強化する。同社は台湾、中国、韓国にも生産拠点を持ち、中国と韓国では2023年に生産能力を増強している。

 新工場棟の稼働で、クリーンルーム事業の国内生産能力は従来比1.3倍となる。建築面積は1万9600m²で、生産エリア、開発エリア、事務所で構成した。生産エリアは製品特性や工程の見直しに合わせてレイアウトを柔軟に変更できる設計とし、生産工程の高度化を継続して生産性と品質の向上を図る。

 開発エリアは事業所内の開発機能を集約し、設計・開発から生産までの連携体制を整えた。半導体工場のクリーンルーム環境を再現したテストラインを設け、開発段階の検証を高度化して現場での調整時間を削減し、納期短縮につなげる。天井高約20mの高層構造で大型製品の開発に対応し、自動化ニーズが高まる後工程向け開発を加速する。屋根には最大発電容量1750kWの太陽光発電システムを導入している。

■ 新工場概要

名称:G棟
建築面積:1万9,600m²
延べ床面積:2万1,400m²(生産・開発エリア:1万6,800m²、事務所エリア:3,400m²)
主な機能:半導体生産ライン向け搬送・保管システムの生産および開発
着工時期:2024年4月
竣工時期:2026年4月

このエントリーをはてなブックマークに追加