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テーブルマーク、香川県観音寺市に冷凍うどん新工場

2025年9月29日

テーブルマークは26日、香川県観音寺市に冷凍うどんの新工場を建設し、生産体制を再編すると発表した。

 冷凍うどんの国内外での需要拡大を成長機会と捉え、生産能力強化のため新工場を建設する。新工場は2026年11月に着工し、2027年10月に稼働開始予定。AIやIoTを活用した自動化システムや省エネ設備、再生可能エネルギーを導入し、生産効率向上と環境負荷低減を図る。

 これに伴い香川県綾上工場は2027年9月に閉場し、製品は新工場などに移管する。また、国内製造グループ会社5社を吸収合併し直営体制に移行するとともに、物流と製造を担うフードレックは物流事業に特化させる。生産性向上と経営の一体化を進め、ガバナンス強化や人材育成を通じ持続可能な事業基盤の構築を目指す。

■ 新工場概要

名称:未定
建築予定地:香川県観音寺市(旧テーブルマーク本社工場跡地を活用)
投資額:83億円
業務内容:冷凍麺の製造
建設開始予定:2026年11月
稼働開始予定:2027年10月

◇ 閉場工場概要
名称:テーブルマーク株式会社 綾上工場
所在地:香川県綾歌郡綾川町羽床上527-1
稼働開始時期:1991年10月
従業員数:86名(2025年8月末現在)
敷地面積:8,451㎡(工場建築面積:4,489㎡)
主要生産品目:冷凍うどん
閉場予定:2027年9月

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