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東洋紡エムシー、堅田サイトに新研究棟建設

2025年10月21日

東洋紡エムシーは14日、滋賀県大津市の堅田サイトに共重合ポリエステル樹脂「バイロン」をはじめとする機能樹脂製品の新研究棟を建設すると発表した。

 同社は「バイロン」をフレキシブルプリント配線板用接着剤、塗料・コーティング剤、低圧封止材「バイロショット」などに展開しており、耐熱性や接着性、柔軟性に優れる特性から電子材料分野での需要拡大が見込まれている。こうした市場拡大に対応し、製品開発力の強化を図るため新棟の建設を決定した。

 新研究棟は2026年8月末に竣工予定で、2027年1月の使用開始を見込む。施設内には社内外の共同研究を推進する共同実験スペースを設け、オープンイノベーションによる技術革新を加速させる。

■ 新棟概要

工事名称:東洋紡エムシー(株)堅田サイト研究棟新築工事
所在地:滋賀県大津市堅田2-1-1
建築面積:1,270.97㎡
延べ床面積:1,799.03㎡
構造:鉄骨造地上2階建て
用途:研究所、事務所
設計:(株)東畑建築事務所
施工:(株)鴻池組
竣工予定:2026年8月31日
使用開始予定:2027年1月

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