ヤクルト本社、中国の広州第一工場閉鎖
2025年10月22日
ヤクルト本社は20日、中国事業の再編の一環として広州ヤクルトの広州第一工場を閉鎖すると発表した。
同社は中国市場での競争力向上と持続的な成長を図るため、生産体制の再構築を進めており、広州第一工場の製造機能を広州第二工場と佛山工場へ移管する。生産拠点を集約し、経営資源の効率的な活用と経営基盤の強化を目指す。広州第一工場の閉鎖は2025年11月30日を予定している。
広州ヤクルトは資本金3億9,560万元で、広州市天河区に本社を構え、2002年6月から営業を開始した。製造拠点は広州第一工場、広州第二工場、佛山工場の3カ所で、2025年1月から3月の平均販売本数は1日あたり149万本。広東省と海南省を中心に販売活動を行っている。
今回の工場閉鎖により、生産機能を統合して運営効率を高め、中国市場での事業拡大を目指す。
■ 広州第一工場の概要
所在地:中華人民共和国広東省広州市黄埔区
敷地面積:20,350.00㎡
建築面積:7,298.14㎡
延床面積:9,457.91㎡
生産品目:「ヤクルト」
工場閉鎖予定:2025年11月30日