西川ゴム工業、中国・湖北省の新工場稼働
2025年9月29日
西川ゴム工業は17日、湖北西川密封系統有限公司の第2工場が稼働したと発表した。
同社は2030年グローバル中長期経営計画に基づき、中国自動車市場でのドアシール材の受注拡大を背景に新工場を設置した。労務費が高騰する上海工場から中国内陸部の新工場へ生産を移管し、コスト競争力を高め日系と中国系自動車メーカーからの受注拡大を狙う。上海工場は維持し、欧州自動車メーカー向け製品の輸出拠点として事業拡大戦略の中核を担う位置づけとする。
■ 新工場概要
所在地:中華人民共和国湖北省孝感市
投資額:約7,500千元(約1.5億円)
土地面積:約20,000㎡
建屋面積:約11,000㎡
生産品目:自動車用部品(ウェザーストリップ他)
従業員数:約130名(第1工場と合算)
主な設備:押出ライン
生産開始:2025年9月