アグロルーデンス、栃木県大田原市に新工場
2025年11月18日
アグロルーデンスは11日、自社初となるマイコプロテイン生産拠点「那須工場」を開設すると発表した。
新工場では、これまで同社が培ってきた米と麹を用いたマイコプロテインの特許技術を活かし、研究開発や生産実証を通じて量産体制を構築する。主要設備として糖化装置、固液分離機、固体発酵装置を備え、延べ床面積は約800平方メートル。生産品目は米由来マイコプロテインと米由来糖液で、年間生産量はそれぞれ50トンと300トンを目指す。2025年度中にテスト生産を開始、2026年4月の本格稼働を予定している。
那須工場の稼働を通じて、同社は国内外企業との連携による事業化を検討し、将来的には商用化と量産展開を進める。また、地域の農業生産者や食品・醸造メーカーなどと協働し、米を中心とした地域資源循環型産業の創出を図り、地方創生への貢献を目指す。
■ 新工場概要
名称:アグロルーデンス那須工場
所在地:栃木県大田原市中田原
延べ床面積:約800㎡
生産品目:米由来マイコプロテイン、米由来糖液
目標生産量(年産予定):米由来マイコプロテイン50トン/米由来糖液300トン
主要設備:糖化装置、固液分離機、固体発酵装置など
本格稼働開始:2026年4月(研究開発はすでに開始)
