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エヌアイシ・オートテック、富山県立山町にFA装置の新工場

2016年6月20日

 FA装置を製造販売するエヌアイシ・オートテック(東京都江東区、富山県富山市)は16日、新工場建設の為の固定資産を取得すると発表した。

 同社は、主力製品である「ALFA FRAMEⓇSYSTEM(アルファフレームシステム)」を活用し、FA装置等の設計・製作を行っているが、近年の海外向けFA装置においては、自動車部品の洗浄装置や検査装置等に加えてデジタル家電業界向けの大型で複雑な構造物も増加傾向となっている。

 今後もグローバルに事業展開する顧客のニーズに対応するために、開発のスピードアップと国内外における製造、販売能力の大幅な増強が課題となっていたことから、人員増強も含めて継続的な設備投資が必要となった為、新設を決定した。

 富山県内の事業拠点としては、富山本社、立山工場、流杉工場に新工場が加わると4拠点となる。新工場は今後、IoT(Internet of Things/モノのインターネット)時代を見据えた”スピードファクトリー”と位置付け、業務・生産の効率化、集約化を図り、FA装置等の受注拡大を目指す重要な拠点として機能させる。

■ 新工場概要

名称:エヌアイシ・オートテック 立山第2工場(仮称)
所在地:富山県中新川郡立山町
投資総額:約8.5億円(土地、建物及び建物付属設備、機械設備等)
敷地面積:約6,388㎡
延床面積:約2,800㎡
構造:鉄骨造2階建
資金計画:自己資金及び借入金等により充当
稼働開始予定:2016年12月

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