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シード、埼玉・鴻巣研究所の4号棟竣工

2026年2月16日

シードは2月9日、鴻巣研究所敷地内に4号棟を竣工したと発表した。

 国内外でのコンタクトレンズ需要の拡大を背景に、同研究所では安定供給と成長戦略の実現に向けて設備更新や生産ラインの新規増設を進めてきた。主力の1dayタイプなど高付加価値レンズの需要が伸びており、生産能力の増強が課題となっていた。

 新設した4号棟は2026年3月から順次稼働を開始する予定。AIを導入した省人化ラインを構築し、第1期計画では最大生産能力を現在の月産6500万枚から月産7900万枚に引き上げる。第2期計画完了後には月産8950万枚まで増強し、年間生産能力は10億枚超とする計画。

 4号棟内には従業員向けの福利厚生エリアも新設した。食堂と休憩スペースを各1フロアに配置し、吹き抜けの階段で行き来できる構造。従業員アンケート結果を反映し、木質素材やグリーンを多用したデザインとすることで、働く環境も改善した。

 シード鴻巣研究所は2007年7月に竣工し、主力製品「シード1dayPureうるおいプラス」などを生産している。近視・遠視用に加え、遠近両用や乱視用など高機能レンズも製造しており、日本国内に加えてアジアや欧州を中心に50以上の国・地域へ供給している。今後も生産・開発体制を強化し、市場競争力の向上と海外事業の拡大を進める。

■ 新棟概要

名称:シード鴻巣研究所 4号棟
所在地:埼玉県鴻巣市袋1030番7
構造:鉄骨造3階建て
建築面積:5,491.37m²
延床面積:14,873.57m²
竣工:2026年1月31日
稼働開始予定:2026年3月から順次

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