UACJ、栃木で宇宙防衛向けリング材設備増強/120億円投資
2026年2月13日
UACJは2月10日、栃木県小山市の鋳鍛製作所に航空宇宙・防衛向けの新たなリング材製造設備を導入すると発表した。投資額は約120億円で、2029年中の稼働開始を見込む。
H3ロケットをはじめ宇宙分野の需要拡大が見込まれる中、同社は第4次中期経営計画で航空宇宙・防衛装備品など先端分野のサプライチェーン安定化を重点に掲げている。今回、宇宙航空研究開発機構が公募した「高頻度打上げに資するロケット製造プロセスの刷新」に採択され、宇宙戦略基金の補助を受けて設備投資を行う。
新設備は国内最大規模のリング材製造設備で、高効率な生産を可能とする。リング圧延機を用いた高強度アルミニウム合金リング鍛造品の製造技術を確立し、新設備に実装する。製造可能なリング材の直径は最大3.6mから5m超へ拡大させる。
■ 設備投資概要
所在地:栃木県小山市大字土塔560番地(UACJ鋳鍛製作所内)
投資額:約120億円
内容:リング材製造設備、付帯設備
稼働開始時期:2029年中
