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ミネベアミツミ、米子工場に新棟建設

2025年12月22日

ミネベアミツミは12月16日、鳥取県の米子工場に新棟を建設すると発表した。

 近未来社会向けの新型モーター開発需要が高まるなか、同社は開発力の強化と事業拡大を課題としている。今回、技術者など関係者を一カ所に集約し、部門横断で開発を進める体制を構築する。

 新棟は西日本における技術中心拠点と位置づけ、モーターなどの技術開発を集中的に行うスペースを設ける。あわせて食堂やリフレッシュスペース、ショールームを整備し、人材獲得や交流の場として活用する計画。

 地元や近隣地域の小中学生や高校生、高専生、大学生の見学を受け入れ、技術紹介を通じて将来の人材育成・採用につなげる。Uターン・Iターン人材の採用も進め、働きがいのある職場環境の整備を図る。

■ 新工場概要

所在地:鳥取県米子市二本木210-5(米子工場)
おもな機能:各種実験室、測定室、食堂・リフレッシュスペース、ショールーム
延べ床面積:6,421.99㎡
階数:3階建て
竣工予定:2026年7月

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