富士電機、筑波工場で設備投資/配電盤・電源装置増産
2026年1月30日
富士電機は1月29日、配電盤・電源装置の生産能力拡大に向け、茨城県阿見町の筑波工場で設備投資を行うと発表した。
生成AIの普及を背景にデータセンターや半導体工場の建設が拡大し、電力の安定供給に必要な機器需要が急増している。日本では高度経済成長期に導入した社会・産業インフラの老朽化も進み、配電盤や電源装置の更新需要が高まっている。
同社は兵庫県神戸市の神戸工場と筑波工場で配電盤・電源装置を生産している。神戸工場では生産棟拡張や生産設備導入を進めており、2026年10月の竣工後に生産能力を1.5倍に引き上げる計画としている。
今回、新たに筑波工場で生産棟を新設し、クレーンや試験装置などの生産設備を整備する。配電盤・電源装置の生産能力を現在の約1.7倍に増強する計画で、着工は2026年9月、竣工は2027年11月を予定している。
あわせて神戸工場と筑波工場の役割を最適化する。神戸工場はデータセンター、一般産業、鉄道変電所向け、筑波工場は一般産業、鉄道変電所、水処理施設向けの配電盤・電源装置を担い、一般産業と鉄道変電所向けは納入先に応じて生産拠点を振り分ける。
旺盛な電力需要に対応して生産能力を拡大するとともに、標準化設計や自動化生産を進め、生産性向上と生産リードタイム短縮を図る。
■ 設備投資概要
所在地:茨城県稲敷郡阿見町(筑波工場)
事業内容:配電盤、電源装置の生産
生産能力:現在の約1.7倍
着工予定:2026年9月
竣工予定:2027年11月
