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キャステム、ベトナムに新工場

2026年2月2日

キャステムは1月20日、ベトナム北部クアンニン省に新工場を建設したと発表した。

 同社は精密金属部品を手がけ、主力のロストワックス精密鋳造の生産能力向上と納期短縮を課題としていた。世界各地で営業拠点を広げる中、経済成長が見込まれるベトナムを新たな生産拠点候補として位置付けた。

 新工場は同社グループで7カ所目の海外生産拠点となる。2023年に約20000m²の用地を取得し、2024年7月に着工した。2025年11月に現地の環境ライセンスを取得し、2026年1月19日に竣工式を行った。

 工場ではロストワックス精密鋳造の金型製作、鋳造、加工までを一貫して行う。現在は試作段階で、2026年5月末までに量産を開始する計画。今後予定する第2期工事を経て、グループ最大規模の生産拠点とする。

 新工場は医療・健康・介護・美容分野向け製品や宝飾時計部門など、新規事業向けの供給体制強化にも活用する。

■ 新工場概要

所在地:ベトナム北部クアンニン省 アマタシティ・ハロン工業団地内/Lot CN-S-04, Song Khoai Industrial Park, Hiep Hoa ward, Quang Ninh Province, Vietnam
総投資額:30億円(初期投資17億円・次期投資13億円)
敷地面積:20,000m²
建物面積:第1期 1階6,222.93m² 2階3,016.20m² 総面積9,239.13m²(今回竣工分)、第2期 総面積7,085.62m²(2028年完成予定)、第1・2期 合計総面積16,324.75m²
設備:ロストワックス精密鋳造生産ライン(高周波溶解炉、熱処理炉、アルミ溶解電気炉、ロストワックス用成型機、マシニングセンター 等)
生産能力:【第1期 工事完了時(現在)】25万個/月(製品出荷重量、約30トン/月)、【第1期 最大生産能力(設備追加完了時)】40万個/月(製品出荷重量、約48トン/月)、【2期工事完了時】100万個/月(製品出荷重量、約120トン)
着工:2024年7月
竣工式:2026年1月19日
量産開始:2026年5月末まで

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