エーザイ、岐阜・川島工園で新注射剤棟建設

2021年3月23日

 エーザイは22日、岐阜県各務原市の川島工園内に計画していた新注射剤棟/研究棟の起工式を行ったと発表した。

 川島工園の現研究棟は、1980年の竣工以来、自社創出薬剤の製剤研究を担ってきた。同社の創薬ターゲットは、従来の低分子に加え、抗体や抗体薬物複合体(ADC)、核酸など、ニューモダリティ(治療手段)への拡大が進んでいる。

 ニューモダリティの多くは注射剤であり、注射剤の製剤技術力の強化やドラッグデリバリー技術(DDS)の活用が重要となる。

 新棟では、これらのニューモダリティ製剤への対応を拡充するため、現研究棟から製剤の研究機能を移転するとともに、注射剤の製造プロセス開発機能を強化する。

 また、GMP要件(製造所における製造管理、品質管理の基準)に適合した注射剤製造施設を導入し、注射剤の治験薬製造の内製化を図る。さらに、リポソームや脂質ナノ粒子製剤等の最先端製剤技術の開発にも対応したシステムの導入や社外との共同研究が可能な実験スペースの設置を予定している。

 これらの取り組みにより、製剤研究機能の技術力やナレッジを高質化し、製剤に関するイノベーション、テクノロジー、ソリューションの発信基地を目指す。竣工は2022年度第2四半期を予定している。

■ 新棟概要

建物名称:Eisai Medicine Innovation Technology Solutions(EMITS)
所在地:岐阜県各務原市川島竹早町1
総投資額:100億円(予定)
建物面積:約11,000㎡
着工:2021年3月
竣工予定:2022年度第2四半期

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