長谷工コーポレーション、千葉県成田市に竹チップ工場
2026年1月5日
長谷工コーポレーションは12月18日、千葉県成田市に竹チップ製造工場を新設すると発表した。
全国で管理が行き届かない竹林が増加するなか、同社は2024年3月から大学との共同研究で、建設現場で発生する杭汚泥を竹チップで固化・安定化し再資源化する技術の開発を進めてきた。実用化のめどが立ち、竹チップの安定調達が課題となっていた。
新設する千葉工場では、千葉県森林組合や周辺自治体、NPOなどから竹材を調達しチップ化する。製造した竹チップは杭汚泥固化材や地盤改良材、植栽材などの建設資材のほか、肥料や飼料など農業資材として販売する。
同社は今後、竹害が深刻な関西圏や東海圏への事業展開を検討する。竹チップの用途拡大も進め、仮設地盤改良や植栽材、農業分野など多様な分野での利用を見込む。同社は気候変動対応方針「HASEKO ZERO-Emission」に基づき、建設現場での脱炭素化と建設副産物の再資源化を進める方針だ。
■ 新工場概要
住所:千葉県成田市
敷地面積:3,200m²
事業内容:竹材の調達・竹チップ製造(杭汚泥固化材、地盤改良材、植栽材、肥料、飼料などへの供給)
施設構成:下型工場棟、事務所棟、屋外備蓄ヤード、駐車スペース
着工予定:2026年3月
竣工予定:2026年9月
稼働開始予定:2026年10月
