郵船ロジスティクス、ミャンマーの物流施設が着工
2016年10月27日
郵船ロジスティクス(東京都港区)は26日、10月18日にミャンマー・ティラワ経済特別区(SEZ)に建設する多機能物流施設の起工式を行ったと発表した。
新設する物流施設はヤンゴン近郊のティラワSEZ内に位置しており、総敷地面積約30,000㎡に約6,300㎡の施設を建設する。物流施設内には冷蔵・冷凍エリアも設け、マイナス20度、プラス5度、プラス15~20度の定温、常温まで合わせて4温度帯の保管が可能。
また、完成車蔵置用のヤードも完備し、車両保管、PDI(完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス)、通関手続きなど完成車物流サービスも行う。タイとミャンマー間のクロスボーダー輸送においては、ミャンマー側の拠点として活用し、様々な形での保管・配送方法などを提案する。
施設は、リテール関連、自動車関連、電子電気機器関連、食品関連企業など各種産業の新たな生産、販売拠点となる顧客に在庫管理や流通加工、検品、冷蔵・冷凍品の定温保管、クロスボーダー輸送など各種サービスを提供していく。
■ 物流施設概要
名称:Yusen Logistics (Thilawa) Co., Ltd.
所在地:Lot No.C-14 Zone Thilawa Special Economic Zone, Yangon, Republic of the Union of Myanmar
敷地面積:約30,000㎡
倉庫面積:約6,300㎡
:冷蔵エリア 約200㎡
:冷凍エリア 約200㎡
:定温エリア 約200㎡
完成車蔵置ヤード:約2,000㎡
稼働予定:2017年7月