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日本製紙、草加紙パックの土地、建物を大和ハウスへ売却

2017年3月30日

 日本製紙(東京都千代田区)は29日、草加紙パックの土地、建物を大和ハウスへ売却すると発表した。

 土地面積は約2万6千㎡。譲渡価額は65億3千万円。帳簿価額は3億6千6百万円。2017年3月30日の契約締結・物件引き渡しを予定している。

 紙パック事業の生産体制再構築を進める日本製紙は、経営資源の有効活用を図るため、子会社の草加紙パックが使用する土地・建物の売却を決定。草加紙パックは、売却に関わらず2017年7月末まで操業する予定。

 尚、固定資産の譲渡に伴い、2017年3月期において、諸費用等を除いた固定資産売却益約58億円を特別利益に計上する見込み。

■ 売却概要

所在地:埼玉県草加市松江5丁目758番
相手先:大和ハウス工業
土地面積:26,036.29㎡
譲渡価額:65億3千万円
帳簿価額:3億6千6百万円
契約締結・物件引き渡し:2017年3月30日
生産停止:2017年7月末

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