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プロロジス、茨城で「プロロジスパーク古河3」を着工/センコー専用物流施設

2017年7月10日

 プロロジス(東京都千代田区)は6日、茨城県古河市において、センコー(株)の専用物流(BTS型)施設「プロロジスパーク古河3」の起工式を行ったと発表した。

 センコーはプロロジスのリピートカスタマーであり、関東広域をカバーする新拠点として「プロロジスパーク古河3」を活用する計画。今回の開発により、プロロジスがBTS型施設の集積地として開発を進めてきた「プロロジスパーク古河」プロジェクトが完結する。

 「プロロジスパーク古河3」の西隣「プロロジスパーク古河1」は医薬品卸のスズケングループのBTS型施設として、東隣「プロロジスパーク古河2」は日立物流ファインネクスト(株)のBTS型施設として、いずれも稼働中。

 開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道「五霞IC」からは約6km(約10分)の北利根工業団地内に位置している。

 施設は、約35,000㎡の敷地に地上2階建ての物流施設と、併設する平屋建ての危険物倉庫2棟として開発される。施設西側および東面の一部にトラックバースを配置し、荷捌きの効率化を図る。

 敷地内には、乗用車駐車場・トラック待機場を十分に確保し、車輌が周回できる計画となっている。施設内はLED照明と昼光センサーを採用し、エネルギー消費の軽減を図る。

■ 物流施設概要

名称:プロロジスパーク古河3
所在地:茨城県古河市北利根
敷地面積:34,916.92㎡
計画延床面積:合計 31,255.64㎡
構造:地上2階建て(危険物倉庫2棟は平屋)、鉄骨造
着工:2017年7月
竣工予定:2018年8月

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