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三菱電機、中国・江蘇省の第二工場を拡張

2017年9月28日

 三菱電機(東京都千代田区)は27日、中国のFA機器生産会社である三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司の第二工場を2倍に拡張すると発表した。

 近年、中国では製造業における自動化・省力化に加え、「中国製造2025」などの知能化・IoT化を進める国家プロジェクトや産業振興策による投資が活発化しており、FA機器需要も大きく拡大している。

 同社は三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司第二工場を2017年4月に稼働し、拡大するFA機器需要に対応してきたが、今後も需要の増加が見込まれることから、第二工場を約2倍に拡張し、FA機器の生産体制を強化する。

 また、2017年7月に常熟市内に開設された「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」とともに、FA統合ソリューションを適用したモデル工場として、顧客に次世代ものづくりの活用事例を紹介し、中国でのe-F@ctory(FA技術とIT技術を活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するFA統合ソリューション)導入拡大を目指す。

■ 新工場概要

会社名:三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司
所在地:中国・江蘇省常熟高新技術産業開発区東南大通3号(三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内)
投資額:約30億円(建物・生産設備含む)
拡張面積:約10,500㎡
延床面積:約21,000㎡
構造:鉄筋コンクリート造、地上2階建
主な生産品目:サーボモータをはじめとするFA機器
環境・省エネ対策:e-F@ctory(イーファクトリー)を活用したエネルギー管理システム、LED照明
稼働開始予定:2018年10月

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