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三菱電機、郡山工場内に新生産棟建設/26億円投資

2017年10月11日

 三菱電機(東京都千代田区)は10日、コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場内に新生産棟を建設すると発表した。

 光通信・無線通信機器や映像監視システム市場は、IoT社会の進展による通信トラフィックの増加をはじめ、ビッグデータやAIを活用したソリューションの多様化などにより需要拡大が見込まれている。

 同社は、国内の主要通信事業者に快適、高信頼かつセキュアなネットワークを実現する光通信・無線通信機器を納入するとともに、店舗やビル・マンション、河川・道路など向けに高精細・高機能な映像監視ソリューションを提供している。

 今回、コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場に生産棟を建設し、光通信・無線通信機器、映像監視システムなどの生産規模を約2倍に増強することで需要拡大に対応する。さらに、IoT機器を活用した生産効率化の取り組みにより、品質向上・工期短縮・コスト競争力強化を図ることで事業拡大を目指す。

■ 新生産棟概要

所在地:福島県郡山市栄町2番25号(郡山工場内)
投資額:約26億円
建築面積:約3,800㎡
延床面積:約7,600㎡
構造:鉄骨造2階建
増産品目:光通信・無線通信機器、映像監視システム
生産能力:約2倍
環境・省エネ設備:太陽光発電システム(発電容量180kW)、ヒートポンプ式空調システム、LED照明(約1,000台)、電力設備監視システム、スーパー高効率トランス、全熱交換器(換気システム)など
稼働開始予定:2018年10月

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