工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

ニッカウヰスキー、柏工場の樽容器製造ラインを増強

2017年10月26日

 アサヒビールは24日、子会社のニッカウヰスキー(千葉県柏市)柏工場で樽容器の製造ラインを増強すると発表した。

 今回、飲食店向けに展開する「ブラックニッカ クリア 樽詰めハイボール」の2017年1-9月の販売数量は前年比140%と伸長しており、今後も需要増が見込まれることから、樽容器の製造能力を約2倍に引き上げる。

 また、樽容器製造ライン増強に併せて、柏工場で製造していた一部のリキュール類などの缶製品を2017年10月製造分からアサヒビール茨城工場(茨城県守谷市)へ集約し、製造ラインを強化することで缶製品の製造能力を約1.2倍に引き上げる。

 2工場合わせた設備投資金額は、2017年から2018年にかけて約15億円。稼働開始は2018年5月を予定している。

■ 設備投資概要

投資額:約15億円(2017年~2018年)
稼働開始予定:2018年5月

◇ ニッカウヰスキー 柏工場
所在地:千葉県柏市増尾967
増強設備:樽容器の製造ライン
製造能力:約2倍

◇ アサヒビール 茨城工場
所在地:茨城県守谷市緑1丁目1-1
増強設備:缶製品の製造ライン
製造能力:約1.2倍

このエントリーをはてなブックマークに追加