工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

日華化学、茨城県神栖市に第2工場建設/18年4月着工

2017年10月30日

 日華化学(福井県福井市)は27日、茨城県神栖市の鹿島工場の第2工場建屋を建設すると発表した。

 投資額は約36億円。建築面積は3,850㎡。延床面積は6,190㎡。工場内は一般界面活性剤や特殊樹脂などの製造設備を導入する。2018年4月の着工、2019年6月の竣工、同年7月の稼働開始を予定する。

 今回、付加価値の高い特殊樹脂等を中心とした化学品新規事業の販売拡大に対応するため、国内生産体制を確立するとともに、関東工場の一部生産機能を統合・集約し、合理化・効率化することを目的に、第2工場の建設を決定した。

 同日、17年12月期中に閉鎖予定だった関東工場(千葉県旭市)の延期を決定したと発表した。同社によると、関東工場の設備でのみ生産可能な製品の受注量増に対応するため、閉鎖を延期(2020年以降まで)したとしている。

■ 新工場概要

所在地:茨城県神栖市
投資額:約36億円
建築面積:3,850㎡
延床面積:6,190㎡
導入設備:一般界面活性剤や特殊樹脂などの製造設備
着工予定:2018年4月
竣工予定:2019年6月
稼働開始予定:2019年7月

このエントリーをはてなブックマークに追加