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三菱電機、中国で産業用ロボットの増産

2017年11月17日

 三菱電機(東京都千代田区)は16日、中国子会社の三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司内の第二工場内にロボット製造ラインを増設すると発表した。

 中国では「中国製造2025」などの知能化・IoT化を進める国家プロジェクトや政府補助金施策による投資が活発化しており、スマートフォンなどの消費者向け電化製品の組み立ておよび同製品向けの部品業界におけるロボット需要が大きく伸長している。

 今回、中国におけるエンドユーザーへのスペックイン活動の強化やSI(システムインテグレーター)パートナー網の拡充などにより受注の拡大を図るとともに、拡張を進めている同子会社の第二工場(2017年4月稼働開始)内にロボット製造ラインを新設し、中国市場におけるロボット需要の拡大に対応する。

 三菱電機全体のロボット生産能力は、名古屋製作所と合わせ2016年度比1.5倍とし、グローバルに拡大するロボット需要に対応する。

■ 設備投資概要

会社名:三菱電機自動化機器製造(常熟)有限公司
所在地:江蘇省常熟高新技術産業開発区東南大通3号
主な生産品目:サーボモータ・数値制御装置(NC)をはじめとするFA機器
ロボット生産開始予定:2018年6月

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