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日新イオン機器、滋賀事業所に新事務棟建設

2019年7月22日

 日新電機は18日、子会社の日新イオン機器が、滋賀事業所・プラズマ技術開発センターにイノベーション拠点となる新事務棟の建設を決定し、7月17日に地鎮祭を行ったと発表した。

 第5世代移動通信システム(5G)に代表される通信革命やモノのインターネット(IoT)の広がりに加えて、人工知能(AI)の進化による社会の変革、自動運転などモビリティの高度化、省エネルギー・環境保全意識の高まりなど、半導体やディスプレイの需要の拡大が期待されている。

 今回、研究者・技術者をものづくりの拠点である滋賀事業所に集約し、コア技術であるイオンビーム・プラズマ技術による装置・技術・サービスを、グローバルに提供する中核サイトとするため、同敷地内に新事務棟の建設を決定した。

 建設予定の新事務棟は、地上3階建ての構造で生産工場と連絡橋で接続することにより、開発・設計・製造が一体となるサイトとしている。

 技術者が一同に集う新事務棟の2、3階オフィスエリアは、中央部を吹き抜け構造とすることで、スタッフ間の交流を促し、フォーマル・インフォーマルなコミュニケーションの活性化を図る。

■ 施設概要

所在地:滋賀県甲賀市水口町ひのきが丘29番地(近江水口第二テクノパーク内)
延床面積:約4,150㎥
建物概要:鉄筋コンクリート/地上3階建て
着工:2019年7月
竣工予定:2020年5月

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