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グローバル電子、金沢テクノパークの新工場が着工

2019年10月15日

 グローバル電子は10日、子会社のグローバルマイクロニクスが金沢テクノパーク内に新工場を建設すると発表した。

 グローバル電子は、介護・医療、農業などの新分野でのIoT機器に対応するセンサ事業の拡充にグループ全体で取り組んでいる。

 新工場は、主にエレクトロニクス関連製品を製造しているグローバルマイクロニクス本社工場の一部生産機能を移管し、最新設備に刷新する。主力製品である精密測定回路基板の生産に加え、介護・医療機器、センサ機器事業の拡大に伴う生産能力の増強とともに、顧客の求める高いニーズに応える「メイド イン ジャパン」製品の拡充、更なる高品質化と物流面での安定化を図る。

 同工場は屋上の一部を緑化するとともに、施設内に設置した自社開発のセンサシステムにより照明・空調を効率的に制御するなど、環境にも働く人にもやさしい「グリーンファクトリー」の実現を目指す。新工場は関東圏より300km以上離れており、BCP対策としての役割も担う。千葉県柏市にあるグローバルマイクロニクス本社工場と連携し、安全で安定的な生産体制を構築していく計画。

■ 新工場概要

名称:グローバルマイクロニクス(株)金沢工場(仮称)
所在地:石川県金沢市北陽台(金沢テクノパーク内)
敷地面積:約5,012.78㎡
延床面積:約1,588.10㎡
構造:2階建
主な製造製品:精密測定回路基板、介護・乳幼児用センサ機器、人体検知センサ等を順次立ち上げる計画
着工:2019年10月
操業開始予定:2020年8月

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