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宮島醤油、唐津市の第4工場が稼働開始

2020年5月25日

 宮島醤油は20日、唐津市に建設を進めていた妙見工場第4棟の竣工式を行ったと発表した。

 妙見工場は液体や粉末の調味料、スープ類、焼肉のたれ、レトルト食品、冷凍食品を生産している同社の主力工場。

 近年、生産量の増加に伴う製造設備の導入が続いたことにより、工場内が手狭となり、製品倉庫も常にひっ迫状態となっていたことから、加工食品の包装室と製品倉庫を合わせた新工場の増築を決定した。

 増築により、新規需要に対応できる設備投資が可能となり、製品倉庫での入庫作業の効率が向上する。また、今秋には最新の包装機を新設し、さらなる増産体制を図る。

 第4工場については、2019年3月27日に唐津市と立地協定を締結。これにより唐津市から「企業立地促進特区」指定を受け、佐賀県からは「工場等立地促進補助金」を受給する。

■ 新工場概要

所在地:佐賀県唐津市中瀬通1番34
敷地面積:14,112㎡
延床面積:3,634㎡
構造:鉄骨造 屋根・壁 鋼板 1階建
設備内容:加工食品の包装設備、製品倉庫
その他設備:屋根に太陽光発電パネルの設置、従業員の健康増進のためのランニングエリア、ウォーキングゾーンを整備
竣工:2020年4月24日
稼働:2020年4月下旬

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