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三菱製鋼、中国でスタビライザ生産/既存工場を活用

2016年2月5日

 三菱製鋼(東京都中央区)は1日、中国で新たにスタビライザを生産し、生産品目の拡充を図ると発表した。

 中国でのスタビライザ事業進出は、同社100%子会社である寧波菱鋼弾簧有限公司(中国浙江省寧波市)の既存工場設備を有効活用する。初期投資の抑制に加え、 短期間での生産設備導入が可能となる。

 投資額は約5億円、月に10万本のスタビライザを生産。17年4月の量産開始を予定する。

 スタビライザは主に日系・米系自動車メーカーに向け生産。今後、ばね事業でのグローバル展開の一翼を担う重要拠点として、顧客の現地調達ニーズに対応していく。

■ 新設備概要

会社名:寧波菱鋼弾簧有限公司
所在地:中国・浙江省寧波市
投資額:約5億円
生産品目:スタビライザ
生産能力:10万本(月産)
向け先:日系・米系自動車メーカー
量産開始予定:2017年4月

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