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横浜ゴム、175億円でインドにタイヤ新工場

2020年9月14日

 横浜ゴムは11日、オフハイウェイタイヤの生産販売グループ会社のアライアンスタイヤグループ(ATG)の生産能力の増強を図るため、インドのアチュタプラム工業団地に新工場を建設すると発表した。

 投資額は1億6,500万米ドル(約175億円)。日量の生産能力は55トン(ゴム量)。2020年第3四半期に着工し、2023年第1四半期からの生産開始を予定している。

 ATGは現在、インドにダヘジ工場(グジャラート州)とティルネルヴェリ工場(タミル・ナドゥ州)を有し、主力ブランドであるアライアンス、ギャラクシー、プライメクスの農業機械、建設車両、産業車両、林業機械用タイヤなどを生産している。

 現在、世界的な需要増を背景に、2018年2月から進めてきたダヘジ工場の生産能力を1.6倍に引き上げる拡張工事が完了しているが、増加が見込まれるオフハイウェイタイヤの需要に対応するため、新工場の建設を決定した。

 アチュタプラム工業団地はインド東部のアンドラプラデシュ州に所在し、ヴィシャカパトナム港も近く、輸出についても有利な立地となる。また、新工場の敷地面積は約32万㎡で、将来の拡張も視野にいれている。

■ 新工場概要

会社名:ATC Tires AP Pvt. Ltd.
所在地:インド・アンドラプラデシュ州ヴィシャカパトナム
投資額:1億6,500万ドル(約175億円)
敷地面積:約320,000㎡
事業内容:オフハイウェイタイヤの生産・販売
生産品目:「アライアンス」「ギャラクシー」「プライメクス」ブランドタイヤ
生産能力:55トン(ゴム量)/日
着工予定:2020年第3四半期
生産開始予定:2023年第1四半期

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