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農業総合研究所、島根に農産物用物流施設を開設

2020年9月16日

 農産物流通販売事業を行う農業総合研究所は15日、島根初となる農産物出荷用集荷場を開設すると発表した。

 新型コロナウイルス禍の影響により、家庭での喫食が増えたことや、在宅勤務の定着による運動不足の懸念などにより、これまで以上に食生活や栄養バランスへの意識が高くなることが予測されている。

 今回、生産者が行っている商品の加工作業を受託することにより、中・大規模生産者からの集荷拡大を狙い、物量の増加と安定化、調達の効率化を実現する。

 施設は、機能改編に伴い利用停止中であった「生活協同組合しまね」のセンターを有効活用する。また、農総研初となる本格的な農産物加工機能(パッキング、ラベリング)を併設する。

 「出雲集荷場」を拠点に、良質な農産物を近畿圏を中心とした都市部の消費地に鮮度を保って届ける。高まる需要や増加する農産物の出荷量と加工業務に対応していく。

■ 施設概要

運営企業:(株)まい・しまね流通ラボ
    :「生活協同組合しまね」と「間口ウエストロジ(株)」との合弁会社
所在地:島根県出雲市長浜町516-41
開設:2020年9月15日

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