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VEMS、三重の第2工場が竣工/EMS事業の強化

2021年7月13日

 電子製品の受託製造を行うVEMSは9日、三重県伊賀市の本社工場敷地内に建設を進めてきた「第2工場」が完成したと発表した。

 今回、多品種少量かつ短納期での生産に対応するとともに、EMS事業(電子製品の受託製造サービス)の拡大を目的に建設。

 同社は0.4mm×0.2mmサイズの極小チップやBGAなどに対応できる実装技術を保有し、産業機器分野で求められる高い品質管理力、短納期かつ多品種少量生産のノウハウを武器とした競争力を持っている。

 第2工場の完成により、既存本社・工場と合わせて延床面積約2,600㎡に拡張し、新規案件に対応できる体制を構築する。加えて、クリーンな製造環境を整えることで、今後も民生機器から産業機器まで幅広く、高品質な基板実装、完成品組み立ての対応が可能となる。

 今回の設備投資により、2024年5月期に売上高倍増を目標とし、新規引き合い対応に向けた営業体制の拡張や積極的な工場見学などの受け入れを予定している。

■ 新工場概要

名称:第2工場
所在地:三重県伊賀市荒木828-1他
延床面積:1,255.47㎡
構造:鉄骨ラーメン構造 2階建
事業内容:電子製品の受託製造
施設構成:1階/自動実装ライン
    :2階/部品倉庫、組立ライン、検査ライン
着工:2020年11月
竣工:2021年6月
稼動予定:2021年7月26日

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