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ヤマザキマザック、三重県いなべ市に航空機向け新工場/200億円を投資

2016年2月29日

 工作機械大手のヤマザキマザック(愛知県大口町)は25日、三重県いなべ市にいなべ製作所(仮称)を建設すると発表した。

 いなべ製作所は現在、大口工場と米国工場で先行して進めているiSMART Factory化の集大成となるIoTと自動化を組み合わせた最先端の工場となる。

 既に建設用地として、三重県いなべ市員弁町に土地を取得済であり、16年度中に建設着工、今後3-4年かけて段階的に稼働させ、現在桑名市にあるヤマザキマザック精工から生産機能を移管する。 19年度中の全面稼働を予定しており、総投資額は約200億円を計画。

 新工場は現工場比約2倍の延床面積となる予定で、航空機をはじめ各産業で高まる工作機械の大型化のニーズに対応した大型工作機械の生産工場となる。 また、物流の最適化、IoTを活用したスマートファクトリー化と自動化で生産性を5割向上させる。

■ 新工場概要

名称:いなべ製作所(仮称)
所在地:三重県いなべ市
投資額:約200億円
敷地面積:約115,000㎡
延床面積:約56,000㎡
着工予定:2016年度中
全面稼働予定:2019年度中

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