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ニッケ、岐阜工場で設備投資

2022年7月15日

 ニッケ(日本毛織)は14日、岐阜工場で紡績機を増設すると発表した。

 設備の増設を決定した環境配慮型の革新紡績糸「Breeza(ブリーザ)」は、2018年に試験機を導入し、改良を重ねて量産化に成功した同社独自の紡績技術によるもの。

 Breezaは、同社従来品に比べ消費エネルギーをCO₂換算で約55%削減し、着用中や洗濯中のマイクロプラスチックの放出を約75%削減する環境配慮型の画期的な革新紡績糸であり、既に主力事業である学生服向け生地を中心として販売を開始している。

 現在では、SDGsの潮流が定着し、衣類の調達や購入に関しても環境配慮が重要な判断要素となりつつあることから、今後は、学生服向け生地に加えて、企業制服向け生地やニット製品など、多くの市場で需要の拡大が見込めると判断し、生産能力の大幅な増強を決定した。

 また、Breeza紡績技術は、同社が実証実験を開始した「循環型学生服」の取り組みのベースとなる技術。今後、廃棄物の削減を実現し、環境教育にも寄与する取り組みを拡大していく。

■ 設備投資概要

所在地:岐阜県各務原市鵜沼各務原町8-7(岐阜工場)
投資額:約3億円
事業内容:革新紡績糸「Breeza」の製造
導入設備:Breeza紡績機
最大生産能力:180t/年(現有能力60t/年を含む)
本稼働予定:2023年11月末

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