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サントリー、天然水奥大山ブナの森工場を増築

2015年8月5日

 飲料大手のサントリープロダクツ(本社:東京都中央区)は5日、ミネラルウォーター事業における西日本の生産拠点、鳥取県日野郡江府町にある天然水奥大山ブナの森工場の設備増強を行うと発表した。

 新ラインは、西日本での基幹商品である「サントリー 奥大山の天然水」の安定供給を目指し、増設する。また、販売好調な「サントリー 南アルプスの天然水 スパークリング」「 同 レモン」「サントリー南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」など、ここ数年来、急成長している無糖炭酸水市場やフレーバーウォーター市場での西日本における新たな商品展開も視野に、「サントリー天然水」ブランドの生産体制の拡充に対応していく。

 2016年3月から開始し、2017年春に新ラインの稼動を目指す。

■ 設備増設概要

増設設備仕様:炭酸・非炭酸兼用無菌ペットボトル製造ライン(調合設備、容器成形設備を含む・小ペットボトル専用)
所在地:鳥取県日野郡江府町大字御机字笠良原1177
主な製造可能商品:「サントリー 奥大山の天然水」スパークリングウォーター・フレーバーウォーター(炭酸・非炭酸/フレーバー有・無/無糖・有糖のパターン対応可)
増設ライン数:1ライン
年間生産能力:約1,000万ケース(増設分のみ)
着工予定:2016年3月
竣工・稼動予定:2017年春

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