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日本光電工業、埼玉県鶴ヶ島市に工場用地取得

2022年12月28日

 日本光電工業は27日、埼玉県鶴ヶ島市に工場用地を取得し、センサ類など消耗品の製造や自動化生産技術の研究開発を行うための新工場を建設すると発表した。

 現在、国内の医療機器生産は、群馬県富岡市の富岡生産センタを中心に行っている。消耗品生産は、埼玉県深谷市の川本生産センタと富岡第二工場で電極やセンサ類などを生産している。

 今回建設する新工場を消耗品生産のマザー工場とし、自動化生産技術を活用しながら効率化を図るとともに生産規模を拡大して、グローバルでの需要拡大に対応する。

 工場建設の具体的な内容は検討中だが、2026年の稼働開始を目指し、総投資額90~110億円程度(工場用地取得費用を含む)で進める予定。新工場を含めた消耗品の生産規模は、2030年までに現状の2倍以上を見込んでいる。

■ 工場用地概要

所在地:埼玉県鶴ヶ島市太田ケ谷(圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区産業用地)
取得価格:約23億円(予定)
土地面積:約34,463㎡
用途:センサ類などの消耗品の製造と自動化生産技術の研究開発
取得予定:2023年3月

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