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特種東海製紙、岐阜工場を閉鎖/三島工場に集約

2023年5月17日

 特種東海製紙は12日、2024年3月末で岐阜工場の生産を停止した後、同工場を閉鎖し、特殊紙の生産を三島工場に集約すると発表した。

 岐阜工場は、同社の主力製品であるファンシーペーパーのマザー工場として約100ブランドの製品を生産してきた。

 一方で、特殊紙を取り巻く事業環境は厳しく、特に印刷情報メディア用途における需要減少は継続しており、同社では中国市場を主なターゲットとした和紙楽活(KAMILab.)ブランドの立上げ、工業用途で使用する機能紙の拡販等の対策を進めてきたが、今回岐阜工場での生産を停止し、特殊紙の生産を三島工場に集約することで特殊紙生産体制の最適化を図る。

 岐阜工場で生産している製品については、設備面、技術面、収益面などから製品別に検証し、基本的に三島工場へ移管する予定で、同敷地内にある(株)モルディアのパルプモウルド生産設備については、同社三島工場への移設を検討している。また、岐阜工場の従業員については、雇用維持を基本方針として他の事業所またはグループ会社への配置転換を進めていく。

■ 岐阜工場概要

名称:岐阜工場
所在地:岐阜県岐阜市上川手814
主な生産品目:特殊印刷用紙
従業員数:57名(うち正社員44名)
生産停止予定:2024年3月末

◇主な設備
5号機
型式:円網多筒
日産量:7t/日
生産品目:特殊印刷用紙

6号機
型式:長網多筒
日産量:12t/日
生産品目:特殊印刷用紙

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