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住友重機械工業、横須賀製造所に新技術研究所

2023年6月15日

住友重機械工業は13日、横須賀製造所(神奈川県横須賀市)内に要素技術・新商品の研究開発拠点「新技術研究所」を建設すると発表した。

 今後、より重要となるIoT/AI/データサイエンス、自動/自律化、脱炭素や二酸化炭素利用・貯蔵技術分野の設備を整備・拡張することで、新たなアイディアの発掘し、イノベーションに繋げる。

 研究所では、「創発する空間」をコンセプトに、研究員と社員の相互交流を促進するための施設を多数設置する。憩いの場としての食堂やリフレッシュラウンジなど、社員が活気を持って働ける環境を整備する。また、同社の保有技術を紹介するギャラリーを設け、社外のパートナー企業との新技術の創出や共同開発に取り組む。

 環境面では、屋上に太陽光発電設備を設置するとともに、空調機・照明等の省エネ性能を高め「ZEB Ready」認証の取得を目指す。研究所内に人事、総務、情報システム部門も設置し、製造所全体の運営や情報通信機能の拡充・強化を図り、地域の安全・防災拠点としても活用する。

■ 研究所概要

所在地:神奈川県横須賀市夏島町19番地
投資額:約100億円
建屋面積:4,100㎡
延床面積:19,600㎡
階数:5階建て、屋上施設あり
収容人員:約700名
着工予定:2023年10月
竣工予定:2025年1月

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