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多木化学、本社工場で超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの増産

2023年10月4日

多木化学は3日、兵庫県加古郡の本社工場で水処理薬剤超高塩基度ポリ塩化アルミニウム「PAC700A」の生産設備を増強すると発表した。

 2024年3月の完成を目指し、生産能力を従来の約2倍に引き上げる計画。PAC700Aは従来型PACに比べ凝集性能が高く、使用量を低減できるため、輸送費と二酸化炭素(CO2)の排出量の削減に寄与する。

 またPAC由来の産業廃棄物(汚泥)の発生量も低減できる他、気候変動による水質悪化にも柔軟に対応できるため、SDGsに貢献できる製品。今後もPAC700Aの普及促進と安定供給体制の構築を図る。

■ 設備投資概要

所在地:兵庫県加古郡播磨町宮西346番地(本社工場)
増産品目:水処理薬剤超高塩基度ポリ塩化アルミニウム「PAC700A」
生産能力:従来の約2倍
完成予定:2024年3月

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