ローランド、浜松市に新社屋建設
2023年11月8日
ローランドは7日、本社を置く静岡県浜松市に、研究開発の中核拠点となる新本社社屋を建設すると発表した。
新社屋は、今年取得する浜松市北区新都田の建物を増改築するもので、創造性、柔軟性、経済性を重視した設計とし、既存建物を再利用した最小限の増改築計画とすることで、建物の建設、解体時に発生するCO2排出量を削減する。
建物は、既存2棟を増改築することによりドーナツ状に接続した構造で、中央のアトリウム部を取り囲む明るく開放的な「Roland Circuit」は、社員のコミュニケーションと創造性を活性させる空間となる。中央部の「Roland Arena」は、社員やコミュニティのさまざまなアイデアを自由に実現できるパフォーマンス・スペースとなる。
完成後は、これまで市内の複数の事業所に分散していた同社の研究開発部門を新社屋に集約することで「One Roland」を推進し、業務の質と効率を高める。
■ 新社屋概要
所在地:静岡県浜松市北区新都田一丁目6番4号
総投資額:約70億円
(土地/建物取得、増改築、移転等、同プロジェクトに関する全ての費用を含む)
建築面積:約7,202㎡
延床面積:約20,330㎡
建物概要:鉄骨造地上3階
設計:MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
プロジェクト運営(PM):レンドリース・ジャパン(株)
着工予定:2024年8月
竣工予定:2025年内