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クラボウ、ブラジルで軟質ウレタンモールド増産

2023年11月29日

クラボウは27日、関係会社であるクラシキ・ケミカル・プロダクツ・ド・ブラジル有限会社(以下:KCB)の生産ラインを増設すると発表した。

 クラボウの化成品事業部は、自動車内装材向け軟質ウレタンフォーム事業を展開しており、生産拠点として国内に3工場と関係会社を2社保有。海外には、中国に2社、ブラジルに1社の関係会社を保有している。

 KCBは、ブラジルの自動車市場に対応するため2010年に設立。現在、カーシートやヘッドレストなどの軟質ウレタンモールド製品の製造販売を行っている。設立当初から日系メーカーを中心に営業活動を展開してきたが、最近では海外メーカーからも採用され、順調に受注量を拡大している。

 2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の拡大や半導体などの部品不足の影響も受け、ブラジルの自動車市場が低迷していたが、2024年以降は本格的な回復が見込まれることから、KCBへの設備投資を決定。生産能力を現状の2倍に増強し、既存顧客のさらなる増産要求と新規顧客からの引き合いに対応する。生産開始は2025年5月を予定する。

■ 設備投資概要

所在地:ブラジル サンパウロ州 レメ市(Kurashiki Chemical Products do Brasil Ltda.)
投資額:約10億円
事業内容:軟質ウレタンモールド製品の製造
生産能力:現状の2倍
生産ラインの製作開始:2023年12月
生産ラインの設置工事:2023年12月
生産開始予定:2025年5月

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