工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

オリンパス、長野事業場の医療機器新棟が竣工

2024年1月17日

オリンパスは16日、医療機器の主要製造拠点のひとつである長野事業場(長野県上伊那郡)の新棟が竣工したと発表した。

 長野事業場(長野オリンパスを含む)では、同社の医療機器の要となる内視鏡の医療用レンズ、成型部品、電子部品など多種多様な部品を製造している。

 新棟建設により、これまで培った技術や技能、生産インフラを活用し、医療機器の主要部品の製造拠点として内視鏡の国内生産体制を強化する。事業継続に向けたさらなる安定供給体制を構築することで、国内だけでなく、世界中の医療機関へ供給する計画。

 新棟は、クリーン度を制御するFFU(ファン付きの高性能フィルタユニット)をレイアウト変更可能とし、将来の需要変動や生産数量の変化に迅速に対応可能なクリーンルームを設置した。また、高機能、高精度な部品加工を可能にするため垂直層流方式を採用した高機能クリーンルーム(Class5)を採用している。

 環境面では、省エネ型クリーン空調システムを導入し、必要最小限のエネルギーで効率的な清浄度を実現。これによりクリーンルームで使用する電力を削減する。屋上に設置された太陽光パネルは180KW程度の出力が可能。これに加えCO2フリー電力を購入することでCO2ゼロを実現する。

■ 新棟概要

所在地:長野県上伊那郡辰野町伊那富6789
総工費:約90億円
敷地面積:79,987㎡
総延べ床面積:16,368㎡
生産品目:小型電子部品(以前より生産している医療用レンズ、プラスチック成型部品は、㈱エビデント敷地内のオリンパスの長野事業場で引き続き生産を続ける)
総従業員数:878名(派遣社員除く、2024年1月1日時点。長野事業場伊那と(株)エビデント敷地内の長野事業場辰野の従業員含む)
竣工式:2024年1月16日

このエントリーをはてなブックマークに追加