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テルモ、プエルトリコ工場に新棟建設

2024年2月16日

テルモは15日、プエルトリコ工場に新棟を建設し、血管内治療用の止血デバイス「アンジオシール(Angio-Seal)」の生産能力を向上させると発表した。

 新棟建設と生産設備導入に関する投資額は約3,000万米ドルで、新棟の竣工は2025年夏を予定している。新棟では、既存の生産棟の約3倍の床面積を確保し、止血デバイスのグローバルな需要拡大に対応するとともに、将来の更なる生産能力拡充にも備える。
既存の生産棟は新棟稼働後にリノベーションを行い、事務所として活用する予定。

 血管内治療では、太腿の付け根の血管(大腿動脈)や手首の血管(橈骨動脈:とうこつどうみゃく)からカテーテルを挿入して治療を行う。止血デバイスは、カテーテルを挿入する穿刺部からの術後の出血を止めるための医療機器で、止血時間の短縮と早期退院に貢献する。アンジオシールは大腿動脈の穿刺部止血に使用されている。

 テルモは2017年にプエルトリコ工場を取得して以来、同工場で一貫してアンジオシールの生産を手掛けている。同工場で生産された製品は日本を含むグローバル市場に供給されている。

■ 新工場概要

所在地:プエルトリコ・カグアス(プエルトリコ工場)
投資額:約3,000万米ドル(約45億円)
製造品目:止血デバイス「アンジオシール(Angio-Seal)」
竣工予定:2025年夏

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